車中泊の準備 モビリオ・スパイク編

1.はじめに

ちょうど、デミオが車検の時期に当たっていたこともあって、モビリオ・スパイクに乗り換えました。車中泊に適して、それほど大きくはないと言う理由で、モビリオ・スパイクを選びました。既に、製造中止になっていますので、中古車の購入です。高かったけれど、程度の良い車でした。
早速、山陰に釣りに行き車中泊をしました。確かに、車中泊に適していると言うだけあって、かなり楽に寝ることができましたが、もう少し手を加えたい点が散見されました。

1.ラゲッジ・シェルフの製作

ラゲッジ・シェルフは純正品が発売されていますが、高価なのと、積載重量が不明なので製作することにしました。まあ、作りたいと言うのもありましたがね。
製作自体は、簡単で厚さ18mm、幅450mmの集成材を買ってきて、切るだけです。ただ、そのままですと上に載せたものが滑り落ちますので、縁を付けています。車には、L-型のスポンジで摩擦を利用して止めています。さらに、上には滑り止めを置いています。

  

2.失敗したもの

こんなものを作っていました。

後部座席のヘッドレストの代りです。さらに、スポンジなどで頭への当たりを柔らかくする予定でした。

  

車中泊時はリアシートを倒し、寝室(ガレージ空間)を作るのですが、前席と床との間の隙間が問題になります。純正のヘッドレストを自作のヘッドレストに替えて、隙間を埋めようと言うアイデアです。ヘッドレストは上下できるように作ってありますので隙間は埋まりますし、下に荷物を置くこともできます。良いアイデアだと思ったのですが、ある理由(後述)から没になりました。

3.寝室(ガレージ空間)の検証と対策

モビリオ・スパイクはリアーシートを倒すとフルフラットな寝室(ガレージ空間)が出来上がると言うことでしたが、実際に敷き布団を敷いて寝てみますと少し違和感がありました。私は頭を前部に向けて寝ていますが、ほんの少し、頭の方が低く感じました。そこで、板(16mm程度)をリアーシートの下に敷きました。

次に、ガレージ空間の床を見てみますと、ほんの少し真ん中が盛り上がっています。寝た時に、この部分が腰に当たり変な感じでした。さらに、リアーシートの背が床になるのですが、この部分に凸凹があります。

そこで、前部に12mmのコンパネを、後部に5mmのベニヤ板(現在は+5mmの銀マット)を敷きました。これで、かなり緩和されました。これ以上平らにするには、全体を通した板を敷くしか方法が無いような感じです。 木の破片が出ないように、コンパネ、ベニヤには、ウレタンニスを塗っています。

  

コンパネは、頭の下までカバーしています。12mmのコンパネを使っている性か、下に何もなく(中空の状態)ても大丈夫でした。上の写真には、まだ自作のヘッドレストが写っていますが、自作のヘッドレストは不要になりました。

敷き布団を敷いた状態です(敷き布団は、寝床に合わせて整形しました)。この上で寝ころんで、気になる所をチェックしています。前記、+5mmの銀マットは、このようにして気が付きました。

4.銀マット

銀マットで窓を塞ぎます。保温と目隠しの為です。後部シートの窓は、外の様子が窺えるようにカーテンを付けますので、 前シート窓とテールゲート窓を銀マットで塞ぎます。留めるには、吸盤を使います。シートの窓、その外側、テールゲート窓、その外側です。 要点は、きちんと型を取ることだけです。なお、前面の窓には、市販のサンシェイドを取りつけます。

  

  

5.カーテン

後部シートの窓にはカーテンを付けます。取り付け方に迷ったのですが、前部シートのカーテンとの兼ね合いから、上下にパイプを付けて、マジックテープでアシストグリップに固定しています。

  

前部シートの窓には、銀マットを張り付けていますが、それは大体5月ぐらい迄です。暑くなって来ますと窓を開けて風を通したくなります。特に、モビリオ・スパイクの後部窓は、ほんの少ししか開きませんので、前部シートの窓が大切になります。その時は、銀マットでは対応できません。薄手のカーテンを付けることにします。
前部窓は前部が少し下がっています。それに合わせて、パイプを曲げて見たのですが、強度的に問題でした。そこで、アルミ棒を曲げ、それをパイプに差し込みました。

  

下が、出来上がった写真です。

  

6.防虫ネット

暑くなると、虫、特に蚊が出て来ます。防虫ネットは必需品です。防虫ネットはレースのカーテン生地を利用して作ります。前席窓には、上から被せる感じで取りつけます。右は内側から見たものです。固定は、強力マグネットを利用します。
  

この防虫ネットの内側に、5.で作った薄手のカーテンを取り付けます。
後席窓はあまり開きませんが、大切な外気取り入れ口ですので、防虫ネットを取り付けます。通気口を覆うような感じで取りつけます。固定はやはり強力マグネットを利用します。次の写真は、前後の窓に防虫ネットを取り付けた様子です。

7.銀マット追加

後部のガレージ空間の床は、前部に12mmのコンパネを、後部に5mmのベニヤ板+5mmの銀マットを敷いて、その上に敷き布団を敷いています。
しかし、まだ少し腰の辺りに違和感があります。そこで、8mmの銀マットを追加しました。

それ以外に、後部シートの窓に銀マットを追加しました。10月を過ぎると、銀マットの方が良さそうです。さらにテールゲート窓の銀マットは薄い物も作りました。夏用です。

8.扇風機

夏用に乾電池で動く買って夏に使っていました。

単一電池2個で1晩以上動きます。風量は少し少ないですが、有ると無いとでは大違いです。その内、ポータブル電源を購入するかも知れませんが、それまでは、この扇風機を使わないといけません。
右の写真に写っていますが、S字フックとゴム紐でアシストグリップの間に張った突っ張り棒に固定(?)しています。 しかし、しっかりとは固定されていませんでした。
この夏用に、扇風機固定の工作をしました。アシストグリップに固定するか、突っ張り棒に固定するか迷いました。取り敢えず、作ってから考える事にします。

仮組みです。こんな具合に、扇風機と木材を固定します。この時点で、2つの固定方法に合うように作っています。 扇風機のと組み合わせは、きついくらいです。ここは、真ん中の板をカンナで削るだけですから、きつく作るのは簡単でした。

実際に取り付けて見ますと、アシストグリップにはうまく固定できませんでした。結局、こんな格好になりました。
突っ張り棒への固定は、写真を撮る為に臨時でゴム紐で引っ掛けています。実際に使う時は、しっかり固定できそうです。さらに乾電池を抜いた状態ですので、乾電池を入れるともっと落ち着く予定です。

写真は1組しか写っていませんが、2組作っています。

9.傾斜調整台(レベラー)の製作

車中泊時に、駐車場が水平でない場合があります。前後の傾斜は、頭の方が上がるようにすれば良いのですが、左右に微妙に傾いている場合は、寝苦しいです。
淀江港の駐車場で、車中泊をした時は、微妙に左が下がっていました。何か変な感じでした。
そこで、傾斜調整台を作りました。高さをどの程度にするか迷ったのですが、1x4材(19mmx89mm, 長さ450mm)を2枚重ねて、38mmまで対応できるようにしました。2x4材を使っても良かったのですが、2枚重ねだと、76mmになり、少し高いような気がしました。時間は掛かりませんので、必要になれば、その時に作れば良いでしょう。
製作法は、切って、コーススレッドで留めるだけです。ちょっと凝って、乗り上げる時楽なように、少し斜めにしています。 この部分を切るのに、電動ノコの刃を傾けて見ました。少し怖いです。止めて電動カンナで4,5回削りました。乱れていますが、問題ないでしょう。

後は使っていきながら直していきます。